谷津干潟から見る、日本に現存する湿地帯を知る

谷津干潟から見る、日本に現存する湿地帯を知る

干潟とは何か

基本情報として

日本にも谷津干潟のような希少性溢れる自然の湿地帯が存在していることは喜ぶべきところだ。鉄とコンクリートまみれの都会のジャングルでしか生息できない人間にすれば、こうした自然はある種のオアシスのようなもの。その中でも全国的に見て数は決して多いとはいえない干潟と触れ合える場所に住んでいる人はそのありがたみについて考えてもらいたいところ。いくら関東圏内と言っても習志野市にある谷津干潟へ行くまでにもそれなりに時間を要するため、気軽にとはいかない人も多いはずだ。だからこそ訪れやすい時期にはぜひとも見てもらいたい。

谷津干潟のような干潟は全国を見渡せば計28箇所存在しています、そういった干潟について話をしていくとそもそも干潟とは何か、という基本的なことに触れておく必要があるだろう。今更になって何を言っているか、そんなツッコミを貰うかもしれないが、話していなかったのでそちらについても触れながら話していこう。

水鳥を見に行こう

条件として

まず干潟と呼ばれる場所について話をすると、通常の海岸とは違っているのは言うまでもないことです。では干潟とはどんな場所を指しているのかというと、

『潮の満ち引きによって姿を表したり、隠したりする場所』

の事を指しています。ものすごい大雑把な言い方になってしまいましたが、この繰り返しによって発生するところを干潟というのです。知っている人は知っている基本的なことだが、知らない人は意外と知らなかったりもする点でしょう。普段生活していく上で、一般家庭で『干潟について熱い議論を交わす』といった展開はまずない。何かしらの予兆や影響、それに干潟に関する何かが注目されてメディアに出てこない限り、干潟を知ろうとする人も早々いるものではない。

常識的に考えれば分かるだろう、なんて発言をする人もいるかもしれませんが、知らないと言うよりは今まで興味をもつことがなかっただけの話でしかないのです。

埋め立てから保全までの意識変遷

興味がなかったから知ろうともしなかった、この言葉はかつて谷津干潟を埋め立てするという計画が持ち上がった時代において、最も考えられていたことでしょう。とにかく世界から後れを取ってはいけないと躍起になっていた日本、あらゆる経済発展が画策されていた中で干潟もその1つとしてありとあらゆる利用法が行われていった。水産業としても貴重な資源が採取できるといった重要視していましたが、やがて干潟を埋め立てて開発地域にしようという動きが活発になっていったのです。その一環が谷津干潟を巡っての保護か開発という闘争へと発展していく。

しかし現代になって、今まで開発だけが主として行われていた日本も干潟という場所が自然界において多様な生物が生息しているという事実に気づき、近年になって保全活動を行う姿勢も出てきた。正直いってしまえば遅すぎだろう、言わなくても分かると思いますがそんなことを言える瞬間はこれまで何度もあったのではないかい、などと冷静になれば考えられる。谷津干潟の埋め立て計画にしても、端的に当時の状況などを鑑みてもどうしてそこまで急ぐ必要があったのか、と言った点が一番気になるところだ。

そうなると推察できるのは、ここを埋め立てることは初めから既定路線だったということ、そしてその道順は揺るがされることはないと見られていたのかもしれません。

潮干狩りしよう

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都合がいいといえば都合が良すぎる

またこうはっきりと言ってしまうのもあれかもしれないが、最初こそ乗り気で開発する気だった国と県、そして市も開発を推し進めようとしていながら、市民と団体が一致団結して保全活動を通して清掃活動を行い、やがて生態系として重要視出来るくらいに回復したところを見越して、これまで頑なに拒んでいた頃が嘘のようだ。回復した事実については素直に喜んでいるだろう、しかしそれにしては随分な手の平返しな姿勢に第三者の視点としてみても情けなくなってきてしまう。

ただそれまで干潟は農業には適していない場所として見られていなかった社会的経緯も少なからず関係しているだろう。つまり、干潟を埋め立てようとする動きはそうした偏見から始まったということになる。現在でこそ干潟を保全して生態系のバランスを維持していくために活動を続けていこうと国も乗り気な姿勢を表していますが、人によっては今更何を言っているのかと呆れ果てているのは言うまでもない。